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2006年07月30日

●こころのところ

 割り切って、アホな働き方をしております。原則的に完全土日休みの会社何ですが、今月は既に25日出社しており、残業も50時間の大台を突破いたしました。なかなか素敵な感じです。

 とはいえ、読書は続けていまして、村上春樹作品を次々と読破しつつ、友人から借りた、村上龍の「最後の家族」と映画で話題の「嫌われ松子の生涯」なども読了。感想その他は、またゆっくり書きますが、その二つの作品でどちらを勧めるかと言えば、圧倒的に最後の家族です。

 ブログの更新はしていませんでしたが、実は文章はちょこちょこと書いていました。職場環境については、相変わらず欲求不満状態なのですが、自分で勝手に目標を作って、こだわった働きをしつつ、気持ちとしてたまる澱は、駄文を書いて発散というスタイルでやってみました。駄文の方は、諸事情により公開出来ないのですが、そのうち何らかの方法で、表に出しては行きたいと思っています。

 それと、最近おこった出来事としては、酔っぱらって道の真ん中に自転車ごと倒れていたおじさんを、家まで送り届けたという事件がありました。詳細は省きますが、家まで歩いている間、ずっと「自分は死んじゃっても良かった」「家庭不和で、離婚状態だ」「息子は死んだ」とぼやいていまして、酔っぱらいですから、どこまで本当なのかはわかりませんが、人は心の中に地獄を持っているんだなあと感じました。
 でも、家に着いたときに「上がって行きなさい」とフラフラになりながら言われても困ります。結構ですと言って帰ろうとしたら、「帰っちゃうと、また倒れちゃうぞ」と、かなりレベルの高いギャグをおっしゃっていましたが、今度はご自宅前ですし、車の通りもそれほどないんで、ダッシュで逃げました。
 おじさんの家から走って、最初に行き着く大通り沿いにバーがあったので、そこに飛び込んで飲んでいたら、救急車がその家のある方へ入って行きました。でも、申し訳ないけど、これ以上は知りません。私としては、お財布なども入っているであろうポーチと、線路よりの柵の中に落ちていた帽子を拾い、愚痴を聞いてコメントして、ちゃんと自宅前まで送ったところで十分です。
 ちなみに、その救急車は、しばらくしてサイレンを鳴らさずに帰って行ったということなので、おそらくは大丈夫でしょう。

 で、飛び込んだバーがまずまずヒットで、下手すれば常連入りするかも知れません。おじさんの引き合わせですね。これで、カウンターに座った美女と意気投合してロマンスでも生まれてくれれば、あのおじさんはキューピッドになるんですが……そんな都合の良い話はありません。

 こんな日常です。仕事漬けになりながら、発散する方法を模索中という感じ。まだまだ枯れてませんので、もし心配している人がいたら、ご安心を。

2006年07月09日

●ついに決勝戦

 ドイツW杯も、いよいよ決勝戦を残すのみになりました。なんだかんだ言って、準々決勝以降は全試合、追っかけ再生機能も駆使しつつ観ることができたので、満足満足。
 三位決定戦は、廃止論がずっとあるということですが、わからなくは無いです。今朝のドイツvsポルトガルが、悪い試合だったということではもちろんありませんが、三位と四位の違いがあまり見えてこない以上、モチベーションの低下はやむを得ないだろうなあと。
 とはいえ、ドイツGKのカーンは、神がかっていましたね。特に後半のC.ロナウドのFK。身体が逆に行きかけたところから、なぜああいうプレーが出来るのか。彼にとっても、最後のW杯になるであろう試合。もちろん、多くの練習と経験に裏付けされていることはわかっていますが、さらにそれにプラスした力が発揮されているようでした。
 逆にポルトガルは、準決勝もそうですが、自分たちのリズムでいけている時に点がとれないと、イライラしてしまうというか、雑になってくるというか、ちょっとチームとしての大人度が低いかなと感じました。その点、フィーゴが出て来ると落ち着くんですが、いかんせん彼もその能力をフルタイム発揮し続けるのは厳しかったのでしょう。

 さて、決勝はイタリアvsフランス。どういう試合になるのでしょうか。私の会社に来ているアルバイトの青年は、開幕時からずっとフランス優勝と言い続け、私の「フランス負けてもちゃんと仕事に出てこいよ」という声を、常に無効化させて来ましたが、最後まで彼が勝つのかな?でも、イタリアも強いから、簡単にはいかないでしょうが。

 改めてサッカーの魅力を伝えてくれたドイツW杯。最後の試合も、きっちり見届けたいです。

2006年07月04日

●ノルウェイの森

 私が、村上春樹を読むようになったきっかけの本。大学一年の時、電話の呼び出しベルを共有する、寮の隣の部屋に住む友人に借りて読んだ。彼とは未だにつきあいがある、数少ない“親友”だ。

 それ以降、一体何度この本を手に取っただろうか。優に20回は超えているが、今回手にとって、また新しい発見があった。というか、いままで私はノルウェイのどこを読んでいたのかと、自分の村上春樹作品の理解が、まだまだ浅かったことを思い知らされた。でもそれは、まだまだ読み続けられるということの裏返しでもあるので、悪い印象だけではないのですが。

 この小説を、村上春樹は自作を語るというエッセイの中で、リアリズムという言葉を使って評している。そのエッセイを初めて読んだときに、深く納得すると同時に、衝撃をうけたけれど、今日読み返して、本当に至る所に“リアル”が息づいていることに驚いた。この辺が、今まで何を読んでいたんだろうと思うところ。

 それと、普通の人は知っていることなのかも知れないけれど、最後に、どこでもない場所から緑に電話をかけるシーンがあり、変な感想なのですが、いつも、ではその後どうやって緑と僕とは会うのだろうかと心配になっていたのですが、良く読むと、それは上野駅なんですね。いや、もちろん彼が上野駅にいるとは書いていないんだけど、でも、そういう風に読むことが出来る終わらせ方なんですよね。そしてそれが、緑のお父さんを経由して、緑に結びつく。結局かれは、直子とキズキ、レイコさんと直子、緑と緑の父、そして将来的には永沢さんとハツミさん、というように、死者を介して様々な人とつながっている。その辺の意味をどう理解すればいいのか、これは次以降に読む時の楽しみにとっておきます。

 しかし、このブログを読んでくれている人なら、やはり「知ってるよ」で片付けられるかもしれませんが、私の書く手紙の文体は、ノルウェイの中で僕が直子宛にかく手紙の文体と、異様に似ていて、恥ずかしくなった。いや、文体というか、書いていること、かな。村上春樹ファンとして、自分の文章を似せたくなる気持ちは意識していましたが、手紙は、なんだかそのまま書いているみたいで、ちょっとショックです。

 ということで、早朝のドイツvsイタリア戦に向けて、そろそろ寝る時間。おやすみなさい。

2006年07月03日

●遠い話なのに

 本ブログで、ここのところずっとファン宣言していた、サッカー日本代表の中田英寿選手が引退するというニュースを観た。正直、頭を柔らかいもので、でも思い切りぶん殴られたような感覚。文字とか、意味はわかっているんだけど、理解へ結びつかない。ボヤッとしてる感じです。

 メディアの露出があるせいで、まるで身近ではない人なのに、凄く近い人の話としてとらえそうになりますが、勘違いも甚だしいんですよね。そう、わかっているんですけど、一気に落ち着きを失いました。なぜ?という言葉すら、出てきません。あ、引退、なんだ。で、その先に脳みそが進まない。

 きっとこれから、その話題であれやこれやと当分騒がれるんだろうね。理由なんて、本人にしか最終的にはわからないし、おそらくは、私たちが知る必要もないんですけどね。でも、自分もそう書きながら、どっかで知りたくなる気持ちも出るんだろうな。あまりグロテスクにならないよう、自分自身を律したいです。

 何だか、彼は彼にふさわしい評価を、日本国内ではほとんど得られなかったような気がします。そしてそれは、日本という国の、私たちの特徴であり、問題点であり、美点であり、醜さなのだと思います。彼は、いろんな意味で“鏡”のような存在だったのかなと。

 そのうち、もうちょっと書きますが、混乱中なので、今日はこの辺で。

2006年07月02日

●ブラジルとイングランド

 勝ち進むと予想していた二つの国が負けました。この時点で、私の予想も終了。優勝予想はブラジルでしたから。

 とはいえ、さすが準々決勝という、面白い試合の連発でしたね。ドイツW杯も後4試合。といっても、三位決定戦は微妙なので、事実上三試合。最後決勝が、月曜日の朝3時という、恐ろしい時間ですが……。これは、土曜日に出勤して、月曜日に振り替え休日でも取得するかという雰囲気です。ご利用は計画的に、です。

 しかし、世界のベスト8のレベルを観ると、日本のサッカーとの差は歴然。日本の武器と言われるFKやCKだって、精度や確実性はまだまだ。パスもそうだし、基本的な、蹴る、止めるという動作も、やっぱり違う。
 ただ、サッカーは、常に自分たちのプレーをするということが、とても難しいスポーツのように見える。私がブラジルを優勝候補と予想したのは、今回のブラジルならば、そういう王道サッカーをし続けられるのではないかと思っていましたが、今日のフランス戦は、ちょっと違いました。後半、失点してからのシステムで、なぜ最初から行かなかったのか。もちろん、私たち素人にはわからない様々な理由があるのでしょうが、やはり常に王道のサッカーをして欲しかったなと思いました。

 さて、これでベスト4が出そろいました。ここからはオマケですが、一応次の予想をしてみます。

 ドイツvsイタリア 2-1でドイツ
 ポルトガルvsフランス 2-0でポルトガル

 いや、フランスに恨みがあるわけでは無いんですが、こうなったらCロナウドやフィーゴの華麗な姿をもっとみたいので。もはや願望ですね。